物価や金利などの影響によって、住宅の売買に向いている時期・向いていない時期があることはなんとなく知っているけど、
「今がどんな時期なのかがわからない」という方が多いのではないでしょうか?
今回は、『2023年はどう行動すべきか!』をご説明いたします。
住宅の価格に影響を与える要因
まず、住宅の価格に影響を与える要因には主に
・経済的要因
・国際情勢
・人口の変動
が挙げられます。
これらの要因に昨年(2022年)はどんな変化があったのかをみてみましょう。
*経済的要因 住宅ローン金利*
2022年は世界的に利上げが続いていました。アメリカでは、1月時点で0.25%だった政策金利が、10月時点で3.25%にまで引き上げられていました。
それに釣られるように、日本国内の長期金利も上昇しており、フラット35の金利も上昇しています。
しかし、住宅ローン金利はまだ上昇していません。そのため、現在の不動産価格は高止まりしています。
今後、住宅ローン金利が上がった場合、
住宅購入者は月々の返済額が増えるため、住宅購入を控える人が増え、不動産の価格上昇にブレーキがかかります。
*国際情勢 インフレと円安*
新型コロナウイルスやウクライナ情勢の影響によって、資材等の物価が高騰しています。
また、世界的な半導体や住宅設備機器が品薄になり、建築費も上昇傾向にあります。
そのため、新築で住宅を建てた場合、かかる費用は高くなります。
*人口の変動 地域の動向*
住宅価格の推移には、各市町村の人口や労働人口比率などが影響します。
若い世代が多いエリアのほうが将来的な伸び率などが高く評価され、不動産価格は高くなりますが、
高齢者の多いエリアは空き家が増えることや労働人口の減少が予測されるため、不動産価格は安くなる傾向があります。
そのため、再開発や区画整理事業が計画されるエリアでは不動産価格が高騰します。
例えば、ウチツナグを運営するトウショウレックス株式会社の本社がある群馬県高崎市は、群馬県の中でも珍しく、ここ数年で世帯数・人口が増えている地域です。
群馬県の中でも高崎市は働ける場所が多く、利便性の高い地域であるため、若い世代が増えてきているのです。
マイホームニーズが高まっているけれど、新築で建てると費用が高くなってしまうことから、築浅やリノベーション済みの今中古物件も人気です!
2023年はどうしたらいいの??
これらの状況を考えると、今後は中古の不動産価格が下がる可能性があります。
また、住宅ローン金利の上昇が始まってしまうと、購入希望者が少なくなることも予測できます。
つまり、、、
数年以内に売却を検討している方は、住宅ローン金利の上昇が始まる前の今、早めの行動が望ましいです。
不動産価格が上がっているこのタイミングで売却査定をして、売却価格を把握しておいてみてはいかがでしょうか?